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2018.06.15

葬儀後に線香を絶やさない方がいいの?

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そんなお手伝いをするのは黒田哲夫です。


 

ご家族から聞かれた

「49日までは線香を絶やしたらいけないの?」


先祖から言われ伝えられてきたんだけど……。

そうしないといけないと教えてはもらってるけど
その意味までは教えてはもらってないみたいです。


線香にはどんな意味があるの?



線香というよりは線香から出る
煙や匂いに意味があるとされています。

①故人の食べ物

②あの世へと還る道標

③自身の身を清める

④ご先祖様との対話をする

いろんな説がありますのでご説明します。


①故人の食べ物


 亡くなった方にとっての食事は「香り」と
言われ、香りは高上の食べ物なので、
亡くなられてから49日の間は、
お線香を絶やさないようになどと
言われております。

出だしに書いた事の例ですね。


昔から仏壇にお供えする御仏飯は
朝炊き立てのご飯をお供えします。

その湯気が仏様の食事となるのです。


②あの世へと還る道標


 亡くなられてからお供えする線香は
あの世へと還る為の道標とも言われ
線香の煙が一本の真っ直ぐな道となり
迷わないようにと願を込めるものです。

亡くなられてから枕元に枕飾りといって
三具足を置きます。


ローソク・花立て(シキミ)・香炉(線香立て)

ローソクにはあの世へ還るお灯明として
足元を照らすと言われております。


線香の煙があの世へ還る道を作り、
ローソクの火が足元を照らし、迷いなく
あの世へと還れるようにするのでしょうね。

シキミの香りは邪を払うとも言われ
あの世へと還るまでは亡くなられた方の

邪を払い、他の邪も寄せ付けないように
しているのかもしれませんね。


③自身の身を清める④ご先祖様との対話をする


 線香の香りは心身を清め浄化するという
意味もあります。

その身を清めてから手を合わせ、ご先祖様と
対話をします。

対話をすることで落ち着き、ご自身の癒しにも
なるのかもしれません。

まとめ


 線香には色々な説がありましたね。

葬儀後に線香を絶やしたらいけないの?

これは
手を合わせようと思われた時にお供えを
して下さい。

最近では色々な種類の線香がございます

好みに合わせて使われてみては如何でしょうか?



日々の生活の少しだけの時間で
構わないので仏壇に線香をお供えして
ご先祖様を想い、対話するだけでも
落ち着かれ癒されると思います。


線香をお供えする時はこのブログを
思い出していただけたら幸いです。

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