アットホームなお葬式を提供しています
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2025.06.13
冷たいんじゃないんです!
そこまでの過程があったからなんです!
「家族で過ごす
最後の時間を大切に」をモットーに
ご家族に寄り添いながら全力で
サポートしています
(ブログ№439日目)
葬儀の仕事をしていると
ご家族の形や人生の背景がまったく同じ
ということはありません!
今回ご紹介するのは
とある一軒家で起きた
孤独死とその後の相続放棄についてのお話です
これは、決して珍しいケースではありません
でも、心にじんわりと残る事例ですね
ご連絡をくださったのは
故人の妹さんで電話の第一声が
「姉とは30年会っていません」でした
お姉さんは、ご主人を数年前に亡くされ
息子さんと一軒家でふたり暮らしをしていたそうです!
ところが、妹さんが知ったときには
お姉さんは孤独死・・・
その数日後には息子さん(故人の一人息子)も
自宅で倒れてお亡くなりになっていたそうです!
兄弟もおらず、ご主人もすでに他界しており
連絡を受けた妹さんが、唯一の親族だったんですね!
妹さんは丁寧な方でしたが、非常に冷静でしたね!
「葬儀は簡素に、直葬でお願いしたいです」
「私は高齢で身体も弱く、年金暮らしでお金もありません」
「お骨も家も財産もいりません。全て相続放棄をします」
とてもはっきりとした意思表示でした!
ぼくは、できる限りご負担がかからないよう
火葬のみの直葬をご案内し
遺骨の引取を辞退されたことも含めて
丁寧に進めさせていただきました
葬儀後に残されたのは
築50年を超える一軒家です!
家具や衣類、本や写真、
生活用品がそのままの状態です
かろうじて電気は止まっておらず
冷蔵庫にはまだ食材が残り
まるで人の気配があるような空間
それでも、今後は住む人もいないんです!
妹さんははっきりとおっしゃいました
「もう関わりたくありません
私も年金暮らしですし
家の処分も相続もしません。」
妹さんが選んだ相続放棄という選択肢は
法律的には
「故人の遺産・財産すべてを一切受け継がない」
ということなんですね
不動産も、預貯金も、家具も
そして借金も含めてすべて放棄する
これにより、妹さんには家を管理する責任も
固定資産税も、法的には発生しませんからね
ただ誰も管理しない空き家がぽつんと残ります
相続人がいなくなった家は
すぐに「国のものになる」わけではありません
当面は、故人名義のまま
固定資産税の請求が続き
やがて市町村が「所有者不明土地」として
対応を検討するまで放置されてしまうんです!
その間には
草は伸び、郵便は溜まり、防犯上も
危険な状態になってしまいます
ご近所から「誰が責任を取るのか」と
問われても誰も答える人はいなくなりますね
葬儀社としては
「送るところまでしか関われない」と
思われがちかもしれませんが
でも実際には
こうした相続・不動産・遺品・空き家の課題に
直面するご家族の声を日々
ぼくは受け止めているんですよ
今回の妹さんのように
事情があって関われない方も
たくさんいらっしゃいます
だからこそ、事前にご相談いただくこと
そして「誰かに託す」という選択肢を
知っていただくことが大切だと感じています
孤独死という言葉はどこか寂しく響きますが
そこにあるのは一人の人生と
その人なりの暮らしがあったんですよね
今回の一件から
ぼく自身が学ばせてもらったのは
「葬儀のあと」こそ、ご家族の孤独が
始まることもあるという現実でした!
どんな状況でも、ご家族にとって一番負担の少ない
選択肢をご提案できるよう
これからも現場で寄り添い続けたいと思います
最後までお読みいただき
ありがとうございます
あなたの
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■経済的な事情により、
なるべく負担を少なくしたい方
■身寄りがいなくて
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