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人の体には260個以上の関節があるんですが

その関節が動かなくなり、固まったまま
動かすことができなくなる状態をのことを
拘縮（こうしゅく）と言うそうです！

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家族と同じ目線で温かくお見送りをモットーに
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そんなお手伝いをするのは黒田哲夫です。

寝たきりのお年寄りに多く
伸ばすのが難しいんですよね！

見かけることがあると思いますが
背中の曲がったお年寄りの方！

老人性円背（ろうじんせいえんぱい）
というものらしい！

両方とも共通していることが
お年寄り？だからではないと思うけど
要因としては、「骨粗しょう症」で
背骨の圧迫骨折を繰り返すことによって
背中が曲がるそうです！

今日お伝えしたいことはこちら

背中が曲がった方をどうやって仰向けにして納棺をするか！

葬儀社の方で経験したことが無いという方は
いないのではないかと思いますｗｗｗ

この仕事をして間もない頃に、腰の曲がった
おばあちゃんの葬儀のお手伝いをさせて
いただいた時のことです

ご家族、ご親戚の集まる中…
「これより皆様とご一緒に……」

湯灌納棺のうんちくを述べてますｗｗｗ

この時はまだまだ
嚙み噛みマンｗｗｗ

安置している時は横に向いたまま
だけど、お顔は横からでも見れるので
皆さん気にしてなかったんですよ

皆さんの手を借りながらお棺に納めます！

おばあちゃん横向いたままだね！
お顔見れないよね！

すかさず、お顔が見れるように
上に向けてみましょうね！って
ゴソゴソ！

腰と膝が曲がってるせいで
シーソーみたいにギィーコンバーコンと
なるんです！

当たり前ですよね曲がってるんだもん！

おまけに、膝も曲がって拘縮してるから！

足をあげたら頭が下がるんだけど
お棺の蓋が閉まらない！

頭をあげたら足は下がるんだけど
お棺のお顔が見える窓に
鼻が当たってペタってなる！

もう焦る焦るｗｗｗ

その時はちょうど夏場で……

みなさんもぅお分かりですよねｗ

そぅ汗が出る出る…ボタボタと！

あの時は一生懸命に故人様の為
ご家族の為にと思ってやっていたのが
今の自分に繋がってるんだと思いますｗｗｗ

どうなったかというと
頭を少しあげて充て物を入れて
高さを調整すると
膝下辺りにも充て物を入れて
シーソーするのを止めました！

それだけだと、左右に揺れてしまうので
背中側の肩から腰辺りに充て物を入れて
左右の揺れをなくしたんです！

すると！あら不思議！
ちょうどよく納めることができたんです！

その場にいた全員からやったぁ～という
拍手とともに「ありがとう」って言われました！

初めにシーソーさせてごめんね

「おばあちゃ～ん」

この経験があったからこそ
今は焦ることなく湯灌納棺ができます！

今日お伝えしたいことは以上です

最後まで読んで下さりありがとうございます

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